たむけん焼肉店は赤字、カレー屋で赤字を補てん。飲食店経営の危険信号。
たむけん焼肉店は赤字、カレー屋で赤字を補てん。飲食店経営の危険信号。
お笑いタレント・たむらけんじが経営する、焼肉店の蒲生本店は、赤字経営とのこと。
しかし、同じく、たむけんが経営する、新大阪のカレー屋が黒字で、焼肉店の赤字を補てんしているようですね。
このように、既存店が赤字で、後発店で赤字を補てんしているというのは、飲食店経営では危険信号です。
元銀行融資審査役職者で、不良債権回収も経験した、資金繰り改善・事業再生コンサルタントの渕本が解説します。
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飲食業の多店舗展開では、売上増加より、利益率が重要な判断基準です!
飲食店は、出店時に、物珍しさもあり、売上が多くなる傾向があります。
しかし、飲食店の売上を維持するには、
・新規顧客を継続して獲得できるのか
・安定したリピーター客を確保できるのか
が、ポイントとなりますね。
しかし、多店舗展開で、新規出店を続けていると、売上が増加しているので、業績が良いように錯覚してしまうのです。
たむけんのように、実は、既存店の売上は、段々減少していて、後発店の利益で補填しているということがあります。
だから、飲食業の多店舗展開では、利益率が重要となるのですね。
多店舗展開する飲食業では、店舗ごとの収支で管理していないと。。。
増収減益傾向となり、気が付いたときには、銀行の資金支援も受けらず、店舗閉鎖でも事業再生が不可能という状況になってしまうケースがあります。
たむけんは、どこまで本気なのかは分かりませんが、焼肉店が赤字なので、「誰か焼き肉屋を買って下さい」と言っているとのこと。
たむけんは、どうやら、店舗ごとの収支は見ているようなので、早めに、赤字店舗は閉店した方が良いでしょうね。
どうしても、飲食業の経営者は、閉店には消極的になってしまいますが、赤字店は危険信号なので、スクラップビルドの判断ができなければいけません。
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銀行対策com(株式会社FPコンサルタント)
渕本 吉貴
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