マイナス金利が導入される、日銀の当座預金とは？
日銀が導入した、マイナス金利に関連して、日銀の当座預金とは？について、簡単に説明します。
日銀の当座預金とは？
（1）金融機関が他の金融機関や日本銀行、あるいは国と取引を行う場合の決済手段
（2）金融機関が個人や企業に支払う現金通貨の支払準備
（3）準備預金制度の対象となっている金融機関の準備預金
※日銀のホームページより抜粋
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銀行は、日銀の当座預金に、どのくらい預けるのか？
例えば、上記の（3）については、準備預金制度における準備率というものがあります。
そのため、準備預金制度の対象となっている金融機関は、準備率に基づき、日銀の当座預金に預ける必要があります。
その他、例えば、上記の（1）については、銀行でも資金繰りの見込みをして、当座預金残高をコントロールする必要があります。
日銀が、当座預金にマイナス金利を導入したら、銀行の預金もマイナス金利になるのですか？
日銀がマイナス金利を導入した、当座預金は、銀行に対してなので、銀行の預金がマイナス金利になるのではありません。
また、日銀の当座預金が、すべてマイナス金利になるのではなく、決められた額を超えた場合に、マイナス金利＝銀行が利息を支払うのです。
銀行は、日銀の当座預金残高のコントロールが大変でしょうが。。。
銀行は、例えば、融資金利を引き下げても、資金運用を活発化することは、考えられます。
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渕本 吉貴
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