直近の決算で赤字を計上すると「その他要注意先」になるですか?(銀行の自己査定)
元銀行融資審査役職者で、自己査定・金融庁検査の実務経験から、お役に立つ情報を書いています!
中小企業の融資での資金調達・資金繰りコンサルタントの渕本です。
金融庁が、新たな検査方針を発表しました。
その報道で、銀行は、自己査定において、
■ 直近の決算で赤字を計上している企業などを「その他要注意先」としてきた
とあったことから、中小企業の経営者の方から、お問合せがありました。
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銀行の自己査定の実務では、直近の決算で赤字を計上=その他要注意先?
銀行が自己査定をするときにも、参考にしている、
金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕
においても、下記のように記載されています。
● 赤字企業の場合、以下の債務者については、債務者区分を正常先と判断して差し支えないものとする
● 中小・零細企業で赤字となってる債務者で、返済能力について特に問題がないと認められる債務者
銀行としても、自己査定において、融資先を「正常先」に留めておきたいというのが、本音です。
したがって、機械的に、直近の決算で赤字を計上=その他要注意先にしているということはありません。
銀行の自己査定では、従来から変更はありませんので、ご安心ください。
但し、返済能力について特に問題がないと認められるように、中小企業側からも、銀行へ情報提供をしてくださいね。
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渕本 吉貴
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