借入の返済猶予(リスケ)をすると取引先に分かってしまいますか?(経営改善相談)
元銀行員の借入返済猶予(リスケ)・経営改善コンサルタントの渕本です。
銀行の借入返済が厳しく、銀行から返済猶予(リスケ)を受けたいという場合、
■ 銀行からの貸し剥がしにあわないか
という、不安の他に、
■ 返済猶予(リスケ)を受けたことが、取引先に知られないか
という、不安を持つ、中小企業の経営者の方がいます。
銀行から返済猶予(リスケ)を受けたことが、取引先に分かってしまうのでしょうか?
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銀行借入を返済猶予(リスケ)が、取引先に分かってしまうケースは?
銀行から返済猶予(リスケ)を受けても、銀行には守秘義務がありますので、
銀行から取引先へ、返済猶予(リスケ)で経営改善を図っているということを伝えることはありません。
もし、銀行借入の返済猶予(リスケ)を受けていることが、取引先に知られるとしたら、次のようなケースが考えられます。
【大手取引先から、決算書の提出を求められているケース】
銀行からの返済猶予(リスケ)で、元本返済猶予で利息のみを支払っていると、
決算書で、借入金残高が同じということになりますので、分かってしまう場合があります。
大手取引先へ決算書を提出する必要があるケースでは、少額でも元本返済をしておいた方がベターでしょう。
【民間の調査会社へ決算書を開示しているケース】
取引先が、民間の調査会社から調査書を取り寄せれば、上記と同じようなことが考えられます。
そもそも、民間の調査会社へ決算書を開示する義務はありませんので、
決算書の開示は、以降、取りやめる方が良いかもしれません。
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借入返済猶予(リスケ)・経営改善コンサルタントでも、守秘義務は順守しています。
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